Coffee Roast Levels

Coffee Roast Levels

焙煎度合いで楽しむ、コーヒーの多彩な風味

ポタリズムコーヒーロースターでは、それぞれの豆が持つ特徴を捉え、最大限にその魅力を引き出す焙煎度合いを、経験とセンスから試行錯誤を重ねて決定しています。 焙煎は単なる調整ではなく、コーヒーロースターとしての一つの表現として捉えています。それは豆の背景や個性を尊重しつつも、味わいを引き立てる新たな一面を提案することを意味します。

また、プロフェッショナルユースとして、カフェやレストラン向けの卸売も行っています。その際には、ポタリズムが提案するシングルオリジンコーヒーの枠に留まらず、オーナー様のご意向やお店のメニュー、コンセプトに合わせたコーヒーを一緒に考え、生み出すための対話を重ねていきます。 これにより、単なる提供ではなく、お店の魅力を引き立てるコーヒー体験を共に作り上げていきます。

コーヒー豆の焙煎中には、豆が膨張し内部の水分が蒸発する際に「ハゼ」と呼ばれる爆ぜる音がします。この音は、焙煎の進行を知る重要な指標で、焙煎度合いを決める際の大切な要素です。 ファーストクラック(最初のハゼ)は焙煎の中盤、セカンドクラック(2度目のハゼ)は深煎りの仕上げに近いタイミングで起こります。

焙煎度合い 詳細名称(ロースト名) 特徴
浅煎り ライトロースト 酸味が際立ち、軽やかな風味。豆の個性がよく出る。
シナモンロースト ファーストクラック終了手前。柔らかな酸味と香り豊かな軽い味わい。
中煎り ミディアムロースト ファーストクラック終了後。酸味が主体ながら甘味が現れ、豆の風味が際立つ。
ハイロースト セカンドクラック前。酸味と甘味が調和し、軽やかさと深みを両立。
中深煎り シティロースト セカンドクラックの始まり。甘味が増し、酸味が控えめでバランスの良い仕上がり。
フルシティロースト セカンドクラックのピーク。甘味と苦味が調和し、コクが深まる。
深煎り フレンチロースト セカンドクラック終盤。苦味が強く、濃厚で力強い味わい。
イタリアンロースト セカンドクラック終了後。スモーキーで深みのある香りが特徴。

浅煎りは、爽やかな酸味や軽やかな風味が引き立つ焙煎度合いです。豆の個性が前面に出やすく、フルーティな印象を楽しめます。 一方、深煎りでは、焙煎が生み出すコクや苦味が増し、力強く濃厚な味わいが特徴的です。 その間に位置する中煎りや中深煎りでは、酸味・甘味・苦味のバランスが取れた仕上がりとなり、コーヒーの幅広い魅力を感じることができます。

商品ページでは、それぞれの豆について焙煎度合いの情報を「タグ」や「フレーバープロファイル」で分かりやすくご案内しています。 それらを目安に、気になる焙煎度合いをお試しください。焙煎が生み出す味わいの違いを感じながら、自分にとっての「特別な一杯」を探してみてはいかがでしょうか。

香り豊かなひとときを、ポタリズムコーヒーロースターとともにお楽しみいただければ幸いです。

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