グアテマラ ウエウエテナンゴ ラボルサ農園 フリーウォッシュド
グアテマラ ウエウエテナンゴ ラボルサ農園 フリーウォッシュド
【焙煎士から一言】
標高約1,600mの険しいウエウエテナンゴ産、ラボルサ農園(La Bolsa)の厳選ロットから、チェリーやキャラメルの甘みと清涼感ある果実味が際立つ一杯をどうぞ。
【産地情報】
ウエウエテナンゴ地域南部、ラ・リベルタッド地区に位置するラボルサ農園(Finca La Bolsa)は、標高約1,500~1,700mの高地にあり、クチュマタン山系(グアテマラ西部の高地山脈)の険しい地形と石灰岩・粘土質の土壌が特徴です。1958年に医師で農園主のホルヘ・ヴィデス氏が開拓して以来、3世代にわたり家族が一貫して運営。2025年現在は娘のマリア・エレナ・ヴィデス氏と孫のレナルド・オバジェ氏が運営に携わり、2024年には息子世代も参加。農園は標高、乾燥したメキシコからの熱風、年平均気温21℃・相対湿度60%というマイクロクライメット(その土地特有の小規模な気候条件)が醸す独自環境により、高品質なコーヒー生産が可能な産地として評価されています。
グアテマラの特別な地域のひとつとして、Cup of Excellence上位常連のエル・インヘルト農園と並び、2011年にもラリベルタッド地区からの入賞実績があります。ラボルサ農園も品評会で高評価を受け、持続可能な農法や、学校設立や保育・職業訓練などの地域社会の支援活動を通じて品質を維持しています。
水洗式精製(フリーウォッシュド:FW、水と発酵によって豆の果肉や粘液質を除く精製法)と天日乾燥(パティオ乾燥)のプロセスが、豆本来の透明感とクリーンな後味を引き出します。石灰質土壌と乾燥熱風によりもたらされる自然の旨味が、バランスのよい甘みとやわらかな酸味、クリーンなコクとなってカップに現れます。
地域社会への貢献として、農園敷地内に1980年に創立された学校(後に農園主の名前を冠した公立認可校)や、2012年設立の子ども保育施設・職業訓練センター(Association Coffee Care)を通して、子どもの就学支援とチャイルド・レイバー防止に取り組んでいます。また、レインフォレスト・アライアンス認証取得により、環境保全と公正労働を両立させる農法を導入しています。
このロットは、日本人好みのチェリーやキャラメルの“甘く親しみやすい風味特性”を持つ豆を選抜したもので、冬~早春(1~4月)に収穫された最高品質のコーヒーです。農園主レナルド氏は、品質への揺るぎないこだわりを3代目より継承し、4代目とともにさらなる多様性と品質向上に注力。まさに“毎年選び抜かれる特別な一杯”として位置づけられます。
味わいの特徴:チェリーやリンゴを思わせる明るい果実味、やわらかなキャラメルの甘さ、後味にクリーンなチョコレート感と心地よい余韻。ミルクとの相性も抜群です。
製 品 名 グアテマラ ウエウエテナンゴ ラボルサ農園 フリーウォッシュド
生産地区 グアテマラ・ウエウエテナンゴ ラリベルタッド地区
標 高 約1,600m
生 産 者 ラボルサ農園
プロセス 水洗処理方式(フリーウォッシュド/FW)、天日乾燥(パティオ)
焙 煎 度 中深煎り(シティロースト)
フレーバープロファイル
- beans
- guatemala
- ウエウエテナンゴ
- ウォッシュド
- グアテマラ
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